布へ線や文字を印刷する場合、紙に印刷するよりもぼやけてしまう傾向にあります。
それは、きめ細かな「紙」に比べると、生地の目が粗い「布」に印刷するためです。
布へ印刷する際には、作成データの「線が細すぎないか」「文字が小さ過ぎないか」をご確認ください。
線が細過ぎる場合は、掠れて印刷されます。
また、文字が小さ過ぎる場合は印刷された時にぼやけて読めません。
こちらのページでは、布に印刷した時の「線の太さによる見え方の違い」と「文字の大きさによる見え方に違い」についてご紹介します。
白地に黒線を印刷する場合は0.3mm、または0.5pt以上での印刷がおすすめです。
黒地に白線を印刷する場合は0.6mm、または3pt以上での印刷がおすすめです。
昇華転写は他の印刷方法に比べると、多少ぼやける傾向にあります。
特に黒地に白線や白文字を印刷する際は、昇華転写は印刷が潰れやすい傾向があります。
文字が小さ過ぎると、布に印刷した時に潰れて読めない文字になってしまいます。
フォントの種類により、見え方に違いはありますが
白地に黒い文字を印刷する際は、最低でも8pt以上のサイズをおすすめします。
黒地に白い文字を印刷する際は12pt以上で、線が少し太めのフォントをおすすめします。
同じ印刷加工方法であっても、印刷される布の違いにより、印刷される線や文字の見え方が多少異なります。
厚手の生地の場合は、織り糸がきめ細かな薄手の生地よりも線や文字が少しぼやけて印刷されます。
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