Tシャツを洗濯をすると縮んでしまうように、布にデザインを印刷すると布自体が縮む傾向にあります。布が縮む割合を縮率と呼びます。印刷方法や、デザイン、生地の種類によって縮率は様々ですが、印刷方法により見られる特徴をご紹介します。 染料インクジェットプリントの縮率について こちらのサイトで印刷する加工方法の中でも、1番生地が縮みやすい加工方法です。理由は布を「蒸す→水洗い→乾燥」する製造工程のため、繊維が変化しやすいからです。縮率は一般的には2~5%あると言われています。当サイトでは、染料インクジェットプリントにおいては事前にデータを拡大する事は行っておらず、印刷の仕上がりは元データのデザインのサイズよりも小さくなります。一方で、0.5%の余分を付けて印刷を行っているため、「仕上がった生地印刷の長さ」が「ご注文の長さ」よりも短くなる事はありません。 顔料インクジェットプリントの縮率について 顔料インクジェットプリントは縮率が1~2%程度です。「仕上がった生地印刷の長さ」が「ご注文の長さ」よりも短くならないように10%の余分を付けて印刷を行っています。