スカート – ファブリックデザイン

スカート　布　生地

1mからオリジナルの布を作成できる「ファブリックデザイン」で扱っている布の中で、スカート作りにお薦めの布・生地を紹介します。

今回は、「ギャザースカート」「ペンシルスカート」「ティアードスカート」「マーメイドスカート」

を作る際に適した印刷加工ができる布・生地をピックアップしています。

ギャザースカート

ウエストにギャザー（寄せひだ）をとったスカート。ギャザーは本来「集める、集まる」の意味を持ち、

衣服を体に巻き付けるという意味もあります。カジュアルに着こなしやすいデザイン。

丈が長く、ギャザー分量が多いギャザースカートを作る時は「ビエラ」「薄手ツイル」が落ち感と光沢があり、お薦めです。

膝丈程度の、張りのある布でスカートを作りたい時は「ツイル」がぴったりです。ギャザースカートのようなドレープがある形は

印刷加工後も布の質感が保たれる昇華転写、染料インクジェットの加工方法の布が良さそうです。

ペンシルスカート

鉛筆（ペンシル）のように細長いシルエットを特徴としたスカートです。

シース（鞘）スカート、ナロー（幅が狭い）スカート、スリムスカートとも呼ばれます。

「カツラギ」はデニムのような綾織の綿生地です。染料インクジェットによる印刷加工なので

色移りが無く、濃色も綺麗に布にプリントされます。きれい目なペンシルスカートを作る場合は

「ツイル」が適しています。綾織で光沢のあるポリエステル生地です。上記の全生地に伸縮性はありません。

ティアードスカート

ティアードは「段々に積んだ、重ねた」という意味で、段で切り替えたデザインを特徴とするスカートです。

2段切り替えや3段切り替えなどさまざまなデザインが見られます。

お子様用の普段着としてティアードスカートを作る時は、厚みのある「シーチング」がお薦めです。

印刷後の発色が良く、上品な仕上がりにしたいときは「ビエラ」が適しています。

マーメイドスカート

マーメイドラインと呼ばれる、人魚をイメージさせるシルエットが特徴のスカート。

膝まではフィットしたスリムなシルエットで、膝から裾にかけて広がりを見せる形です。

「ビエラ」は布のドレープ性が滑らかで上品な仕上がりになります。3種類の中で一番薄手の生地です。

ダンス衣装など、ステージ映えするのは光沢のある「サテン」「厚手サテン」です。